2021年度 越谷市市民後見人候補者名簿登録者継続研修会レポート
2021 年度越谷市市民後見人候補者名簿登録者継続研修会レポート
6 月 29 日に越谷市社会福祉協議会(成年後見センターこしがや)で、
越谷市市民後見人候補者名簿登録者継続研修が開催され、
当協会理事の加藤大貴が講師を務めました。
研修会に参加された越谷市後見人候補者名簿登録者の方々との記念写真
後列右端 : 加藤 大貴 理事
日 時 : 2021 年 6 月 29 日(火) 9:30 ~ 11:30
テーマ : 「市民後見人像」と
越谷市における市民後見人の「キャッチコピー」を考えよう!
成年後見センターこしがやの職員の方から参加者の方々に配布資料等の確認を行い、
当法人の理事である加藤大貴が成年後見に係わることになった経緯など簡単な自己紹介を行い、
当協会の次の 4 つの活動について紹介しました。
① 成年後見人等の養成講座の運営
② 成年後見の引受及び候補者紹介
③ 高齢者・障害者の居住支援
④ 成年後見制度利用促進のための広報活動自己紹介、
団体紹介が終わり、今後の予定として、前段は「市民後見人像を考えてみよう」
後段は「キャッチコピーを考えてみよう」に分け、進めていきました。
テーマ①:「市民後見人像を考えてみよう」
加藤が経験した成年後見活動について、簡単にお話しした後、市民後見人像を共有する
ために職員の方に代わり、越谷市の市民後見マニュアルを参加者の方々も加わり、読ん
でいただきながら「市民後見人の心がまえ」を再確認し、加藤が具体的な事例をあげな
がら補足説明を行っていきました。
その間、越谷市の受任状況等について、職員の方から埼玉県内第 1 位の受任件数で、そ
の内訳として、類型別や高齢者・障害者別、居住別の件数についてご報告がありました。
テーマ②:「キャッチコピーを考えてみよう」
これから行うグループワークの次の3つの目的について説明を行い、参加者の方々に配
布済みの自己紹介カードを記入していただき、記入後、5 つ分れたグループごとに自己
紹介を始めていただきました。
(3つの目的)
・大切にしたい価値観を考える
・自己開示に慣れる
・カンファレンス進行に慣れる
自己紹介終了後、市民後見人として活動するにあたって、自分が大切にしたい価値観に
ついてデスカッションをしていただき、そのまとめをグルーブごとに発表していただきました。
各発表について、加藤がそれぞれについて感想を述べ、まとめとして、市民後見人の役割について、
市民の目線で地域に根付いた活動が求められていること、また、成年後見制度に関する
キーワードである「意思決定支援」を挙げ、この後開催される継続研修の講義への橋渡しをしました。
質疑応答では、被後見人の不動産について質問があり、どのような準備をすべきかについて回答を行いました。
最後に、社協職員の方から、「今回のキャッチコピーについて、当初投票で決める予定であったが、
皆さんの思いがこもったキャッチコピーを一つに絞ることは忍びないため投票を取りやめ、
それぞれを社協だよりや研修で使わせていただくことにした」とのアナウンスがあり、研修は終了となりました。